7:30 に Chicago のホステルをチェックアウトし、Detroit (デトロイト) 行きの Amtrak に乗車。
15:30 にほぼ定刻に到着したが、噂どおり街はどんよりとした雰囲気。

まずは Visitor Center に行って、情報収集。
少ない時間で見所を回るために、入念に計画を練る…、っていうほど見所がない!
そもそもここに来たのは、Motown Museum と NBA Conference Final の第7戦のため。
Motown Museum は本日休館だし、NBA の Conference Final は第6戦で決着がついちゃったし。
とりあえず、GM のヘッドクォーターのある Renaissance Center (ルネッサンスセンター) へ向かう。

さすが GM のヘッドクォーターがあるだけあって、立派でオシャレな建物。
地下にはたくさんの旧車が展示されている、GM World というショールームが。

Chevy の Belair、55年モデル。
こんな車乗ってみたいね~。

さて、Renaissance Center を出て、すぐ近くの Hart Plaza へ。

色んなモニュメントや大迫力の噴水があるけど。

人はいない…。

街をブラブラ歩いても、恐ろしいほど静か。
まだ18時ですけど…。

仕方なく Borders で立ち読みでもしようと思っても、これまた閉店。
スタバも閉店。
これほど活気のない大都市は見たことないね。
仕方なく Renaissance Center に戻り、まったりしながら今後の旅の計画を練る。
何やかんやで夜遅くなってしまい、小腹もすいたので、カジノのある Greek Town へ向かう。
DPM (Detroit People Mover) という無人列車で移動。
文字通り無人。客も俺一人(笑)

程なく、Greek Town に到着。
さすがにここは多少栄えてる!
早速 Olympia というギリシャ料理のレストランに入って、例のごとくウェイトレスにオススメを聞き、代表的なギリシャ料理だという Souvlaki (トルコ料理のシシケバブみたいなもの) をオーダー。

ソースも旨いし、なかなかイケる!
腹も満たされたし、今日もお手軽ギャンブルで夜を乗り切ろうと思ったが、バックパックのせいで、入場禁止。
まじで!?
ここ Detroit は Hostel がないし、どーしよう?
対岸の Canada の Windsor に行こうかとも思ったけど、明日は早朝から Motown Museum に行かないと列車に間に合わないので、仕方なく無念の野宿。
Renaissance Center に三度戻り、建物の陰に座って身体を丸めて4時頃まで小雨をしのぐ。
寒さが限界になったので、Greek Town の Cafe に戻り早すぎる朝食。
でも、あったかい紅茶を飲むと生き返った心地。
そしてこの危険な街で一夜を乗り切った達成感。
さぁ、いよいよ Detroit のメインイベント、Motown Museum へ!
建物の姿が目に入ってくると鳥肌が立ち、超感激。

左側の建物は、かの有名な Studio A。
ここで Marvin Gaye (マーヴィン・ゲイ) が。Stevie Wonder (スティービー・ワンダー) が。Supremes (シュプリームス) が。
そして最強演奏集団、Funk Brothers (ファンク・ブラザーズ) がレコーディングしていたかと思うと感無量。

開館をいまかいまかと待っている間にも、ミュージアムのスタッフが声を掛けてくれたり、写真をとってくれたりと、本当にいい人たちばかり。
Detroit のイメージが一瞬にして変わりました!
そして、開館。
館内をツアーで回り、数々の展示品や歴史についてガイドしてくれました。
自動車の街、Motor Town で Motown としてレーベルを立ち上げ、黒人の団体として始めて成功させたと言われる Berry Gordy, Jr.。
やはり彼の功績は過小評価されている気がする。
いよいよツアーの最後は、Studio A の中へ。

質素なドラムセットやピアノだけど、歴史を築いた重みを感じるね。

何気に譜面台に "My Girl" の楽譜が置いてあるのも、ナイス♪
もっともっと見たかったけど、列車の時間が近づき、仕方なく退散。
ダッシュで Amtrak の駅に向かい、何とか間に合った!

この Wolverine号 で一旦 Chicago に立ち寄り、次は Elvis Presley を輩出した Rock 'n Roll の街、Memphis, Tennessee~♪
Cleveland, Chicago, Detroit, Memphis と音楽の旅は続くが、ここ Detroit での Motown Museum が間違いなく一番印象的なものになるだろう。
それだけ楽しみにしてたし、Motown の音楽が好きなので★
そうそう Motown といえば、最近 "Dreamgirls (ドリームガールズ)" を見ました。
この映画は、Motown Records をモデルにした "Rainbow Records" という レーベルの成功とその裏にある人間関係を描いたもの。
Beyonce (ビヨンセ) が演じるのは Diana Ross (ダイアナ・ロス) がモデルと言われているDeena Jones (ディーナ・ジョーンズ)、Jamie Foxx (ジェイミー・フォックス) が演じるのは勿論、Berry Gordy, Jr. (ベリー・ゴーディ・ジュニア) のモデルである Curtis (カーティス) 役。
Eddie Murphy (エディ・マーフィー) が演じる Jimmy Early (ジミー・アーリー) は、Jackie Wilson (ジャッキー・ウィルソン) や JB (ジェームス・ブラウン) がモデルらしいですが、かぶっていた帽子やクスリで堕落していく様から Marvin Gaye (マーヴィン・ゲイ) も連想させますね。
そして、アカデミー賞の助演女優賞を受賞した Jennifer Hudson (ジェニファー・ハドソン) は Supremes (シュプリームス) の Florence Ballard (フローレンス・バラード) がモデルの Effie White (エフィ・ホワイト) だそう。
作中では Jennifer は Beyonce より歌唱力がある、という設定になっていますが、納得。
この設定のため Beyonce は声を抑えて歌っていたということですが、それを置いておいても、Jennifer の歌唱力の凄さは際立っています。
Jennifer は American Idol に出場したことで注目を集め、"Dreamgirls (ドリームガールズ)" の大役を果たし、アカデミー賞を受賞したというのですから、凄いですね。
まさにアメリカンドリーム!
この映画の他にも、Motown の陰の立役者である Funk Brothers (ファンク・ブラザーズ) にスポットライトを当てた "Standing in the Shadows of Motown (邦題:永遠のモータウン)" もオススメです♪
◆ スケジュール
6.04 (Mon) - Day 34
07:30 Hostel チェックアウト
08:30 Chicago 出発
15:30 Detroit 到着
17:30 Renaissance Center
19:00 Hart Plaza
22:15 Greek Town
22:30 Olympia (Greek Restaurant)
23:45 Renaissance Center
6.05 (Tue) - Day 35
04:15 Greek Town (Cafe)
10:00 Motown Museum
11:40 Amtrak St. 到着
11:46 Detroit 出発
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ジャンル:旅行 テーマ:アメリカ
2007⁄12⁄19 20:17 カテゴリー:Amtrakの旅 comment(1) trackback(2)
15:30 にほぼ定刻に到着したが、噂どおり街はどんよりとした雰囲気。

まずは Visitor Center に行って、情報収集。
少ない時間で見所を回るために、入念に計画を練る…、っていうほど見所がない!
そもそもここに来たのは、Motown Museum と NBA Conference Final の第7戦のため。
Motown Museum は本日休館だし、NBA の Conference Final は第6戦で決着がついちゃったし。
とりあえず、GM のヘッドクォーターのある Renaissance Center (ルネッサンスセンター) へ向かう。

さすが GM のヘッドクォーターがあるだけあって、立派でオシャレな建物。
地下にはたくさんの旧車が展示されている、GM World というショールームが。

Chevy の Belair、55年モデル。
こんな車乗ってみたいね~。

さて、Renaissance Center を出て、すぐ近くの Hart Plaza へ。

色んなモニュメントや大迫力の噴水があるけど。

人はいない…。

街をブラブラ歩いても、恐ろしいほど静か。
まだ18時ですけど…。

仕方なく Borders で立ち読みでもしようと思っても、これまた閉店。
スタバも閉店。
これほど活気のない大都市は見たことないね。
仕方なく Renaissance Center に戻り、まったりしながら今後の旅の計画を練る。
何やかんやで夜遅くなってしまい、小腹もすいたので、カジノのある Greek Town へ向かう。
DPM (Detroit People Mover) という無人列車で移動。
文字通り無人。客も俺一人(笑)

程なく、Greek Town に到着。
さすがにここは多少栄えてる!
早速 Olympia というギリシャ料理のレストランに入って、例のごとくウェイトレスにオススメを聞き、代表的なギリシャ料理だという Souvlaki (トルコ料理のシシケバブみたいなもの) をオーダー。

ソースも旨いし、なかなかイケる!
腹も満たされたし、今日もお手軽ギャンブルで夜を乗り切ろうと思ったが、バックパックのせいで、入場禁止。
まじで!?
ここ Detroit は Hostel がないし、どーしよう?
対岸の Canada の Windsor に行こうかとも思ったけど、明日は早朝から Motown Museum に行かないと列車に間に合わないので、仕方なく無念の野宿。
Renaissance Center に三度戻り、建物の陰に座って身体を丸めて4時頃まで小雨をしのぐ。
寒さが限界になったので、Greek Town の Cafe に戻り早すぎる朝食。
でも、あったかい紅茶を飲むと生き返った心地。
そしてこの危険な街で一夜を乗り切った達成感。
さぁ、いよいよ Detroit のメインイベント、Motown Museum へ!
建物の姿が目に入ってくると鳥肌が立ち、超感激。

左側の建物は、かの有名な Studio A。
ここで Marvin Gaye (マーヴィン・ゲイ) が。Stevie Wonder (スティービー・ワンダー) が。Supremes (シュプリームス) が。
そして最強演奏集団、Funk Brothers (ファンク・ブラザーズ) がレコーディングしていたかと思うと感無量。

開館をいまかいまかと待っている間にも、ミュージアムのスタッフが声を掛けてくれたり、写真をとってくれたりと、本当にいい人たちばかり。
Detroit のイメージが一瞬にして変わりました!
そして、開館。
館内をツアーで回り、数々の展示品や歴史についてガイドしてくれました。
自動車の街、Motor Town で Motown としてレーベルを立ち上げ、黒人の団体として始めて成功させたと言われる Berry Gordy, Jr.。
やはり彼の功績は過小評価されている気がする。
いよいよツアーの最後は、Studio A の中へ。

質素なドラムセットやピアノだけど、歴史を築いた重みを感じるね。

何気に譜面台に "My Girl" の楽譜が置いてあるのも、ナイス♪
もっともっと見たかったけど、列車の時間が近づき、仕方なく退散。
ダッシュで Amtrak の駅に向かい、何とか間に合った!

この Wolverine号 で一旦 Chicago に立ち寄り、次は Elvis Presley を輩出した Rock 'n Roll の街、Memphis, Tennessee~♪
Cleveland, Chicago, Detroit, Memphis と音楽の旅は続くが、ここ Detroit での Motown Museum が間違いなく一番印象的なものになるだろう。
それだけ楽しみにしてたし、Motown の音楽が好きなので★
そうそう Motown といえば、最近 "Dreamgirls (ドリームガールズ)" を見ました。
この映画は、Motown Records をモデルにした "Rainbow Records" という レーベルの成功とその裏にある人間関係を描いたもの。
Beyonce (ビヨンセ) が演じるのは Diana Ross (ダイアナ・ロス) がモデルと言われているDeena Jones (ディーナ・ジョーンズ)、Jamie Foxx (ジェイミー・フォックス) が演じるのは勿論、Berry Gordy, Jr. (ベリー・ゴーディ・ジュニア) のモデルである Curtis (カーティス) 役。
Eddie Murphy (エディ・マーフィー) が演じる Jimmy Early (ジミー・アーリー) は、Jackie Wilson (ジャッキー・ウィルソン) や JB (ジェームス・ブラウン) がモデルらしいですが、かぶっていた帽子やクスリで堕落していく様から Marvin Gaye (マーヴィン・ゲイ) も連想させますね。
そして、アカデミー賞の助演女優賞を受賞した Jennifer Hudson (ジェニファー・ハドソン) は Supremes (シュプリームス) の Florence Ballard (フローレンス・バラード) がモデルの Effie White (エフィ・ホワイト) だそう。
作中では Jennifer は Beyonce より歌唱力がある、という設定になっていますが、納得。
この設定のため Beyonce は声を抑えて歌っていたということですが、それを置いておいても、Jennifer の歌唱力の凄さは際立っています。
Jennifer は American Idol に出場したことで注目を集め、"Dreamgirls (ドリームガールズ)" の大役を果たし、アカデミー賞を受賞したというのですから、凄いですね。
まさにアメリカンドリーム!
この映画の他にも、Motown の陰の立役者である Funk Brothers (ファンク・ブラザーズ) にスポットライトを当てた "Standing in the Shadows of Motown (邦題:永遠のモータウン)" もオススメです♪
◆ スケジュール
6.04 (Mon) - Day 34
07:30 Hostel チェックアウト
08:30 Chicago 出発
15:30 Detroit 到着
17:30 Renaissance Center
19:00 Hart Plaza
22:15 Greek Town
22:30 Olympia (Greek Restaurant)
23:45 Renaissance Center
6.05 (Tue) - Day 35
04:15 Greek Town (Cafe)
10:00 Motown Museum
11:40 Amtrak St. 到着
11:46 Detroit 出発
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2007⁄12⁄19 20:17 カテゴリー:Amtrakの旅 comment(1) trackback(2)
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